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2018年3月30日 (金)

手指体操で脳の老化を防ぎましょう!

健康生活研究所所長●堤 喜久雄


 手や指の動きは、ほとんど意識することもなく、また、使う筋肉や神経も限られています。ここでは、手や指を動かすことに意識を向け、脳の神経に刺激を与えることを提案していきます。
 人間の脳の優れたところは左右の動きを使い分けられること。手指体操は、手指の動きを左右で変えるだけでなく、スピードの変化や声を使うなどバリエーションは無限大。短期的な記憶の連続となり、やればやるほど脳が元気になって健康寿命を延ばすことにもつながります。
 大事なことは実践と継続です。手指体操は手軽で簡単。道具も不要です。時間も数分でOKです。コミュニケーションの手段として、農作業前の準備運動として、就寝前のひとときなど、日常生活に取り入れて楽しみながら毎日続けてみましょう。

ステップ1
最初に手を握り(グー)、次に指先を全て伸ばす(パー)。これを繰り返します。最初はゆっくりで構いませんが、秒針の速さを目安にしましょう。時間は一つの体操を1回につき3分を目安に。どの指も元気よく指先までしっかり伸びますか。第二の脳といわれる手を動かして血行促進を図ります。

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ステップ2
親指の位置を意識し、変化をつけます。親指を外にして握り、そして開く。次に親指を中にして握り、そして開く。これをスムーズに繰り返しましょう。

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