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2019年4月23日 (火)

朝の目覚めの手足体操

健康生活研究所所長●堤 喜久雄

 目覚めが悪く布団の中でゴロゴロしてしまい、起き上がるまでに時間がかかる方もいるのではないでしょうか。今回は、目覚めてすぐ、布団の中で横たわったままの状態で行う体操をご紹介します。
 目覚めたばかりは頭がボーッとして血液の流れも滞っています。いきなり起き上がるのではなく、手と足の指先を握ったり開いたりと動かして体を徐々に目覚めさせていきます。
 今回の体操の動作を繰り返しているうちに、血液の巡りが良くなり、体温も温まってきます。体が動かせるようになり、起き上がるきっかけがつかめるでしょう。日の出もどんどん早くなるこの時期、すがすがしく目覚めて、朝から爽快に動けるといいですね。


布団の中で手足グーパー

ステップ1

(1)布団の中であおむけに深呼吸をしながら体を伸ばします。

(2)そのままの姿勢で、両手と両足を同時にグーにします。手の親指は内側に握り込み、足の甲を伸ばして指を丸めます。手の向きは上でも下でもどちらでもOK。

(3)両手と両足を同時にパーにします。この体操を最初はゆっくりで構わないので10回ほど繰り返します。

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ステップ2

(4)目が覚めてきたら少しずつ力を入れます。5秒に1回グーパーするペースで、さらに10回ほど続けてみましょう。
(5)徐々に体が動くようになってきたら、両手を頭の上に万歳するように伸ばし、同じ動作を繰り返します。

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グーとパー手の形

親指を中に入れる

指を大きく開く

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グーとパー足の形

強く折り曲げる

指を大きく開く