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2019年5月30日 (木)

長方形をつくってグーパー体操

健康生活研究所所長●堤 喜久雄

 グーパーの動きを取り入れた体操を前回、前々回とご紹介し、今回は最終回です。左右の親指と人さし指で長方形をつくる体操で、応用編としてグーパーを取り入れていきます。指できれいな長方形をつくるには、手首や腕をしっかり動かす必要があります。家族や友人、職場の同僚などに見せて、長方形ができているかチェックしてもらうといいですね。一緒にやってみるのもお勧めです。
 グーパーの動きは、手指体操の中でも取り入れやすく、応用の幅の広い動きです。リズム良く交互に入れ替えることで脳に刺激を与える他、体のいろいろな場所を使うので血行促進にも役立ちます。座った姿勢、寝た姿勢、あるいはどんな姿勢でもできるグーパー体操があり、さまざまなシーンでも活用できることをお伝えしてきました。自分に合ったものを見つけ、毎日の習慣としてください。


指をしっかり伸ばして長方形をつくる

ステップ1 (1)と(2)を1セットとして、1秒1回のペースで15回繰り返しましょう。

(1)左右の親指と人さし指を真っすぐに伸ばし、直角にします。指先を合わせて横長の長方形をつくります。

(2)いったん指先を離し、手の向きを変えて(1)と逆の向きで長方形をつくります。両肘がしっかり動いているか意識しましょう。

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ステップ2 (3)(4)の動きを15回繰り返します。

(3)ステップ1にグーパーを加えます。右手を上にして長方形をつくり、右手の指を開きパーにします。下の左手は親指と人さし指以外の指をグーに。

(4)いったん指を離し、(3)とは逆の向きで横長の長方形をつくります。上の左手をパー、下の右手をグーにします。

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