左右違えた指先合わせで脳の老化を防ぐ
健康生活研究所所長●堤 喜久雄
指先合わせといえば指先体操の中では動きが比較的小さい体操です。しかしながら侮るべからず、脳への刺激を与えるという点ではかなり効果的な体操といえるでしょう。今回ご紹介するのは、指先合わせの中でもちょっぴり難易度の高い体操です。
両手が同じ動きをするのが基本とするなら、左右で異なる指を使うのがこの応用編。難しいようでしたら、同じ動きから慣らしていくのも方法です。
暑くなってきた時期に脳に強めの刺激を与えてシャッキリさせてみませんか。心地良い刺激の体操だけでなく、たまには緊張感のある体操を意識して取り入れましょう。
左右の動きの違いを正確に
STEP1
(1)右手は親指と人さし指の指先を合わせます。左手は親指と小指の指先を合わせます。
(2)次に右手は親指と中指の指先を合わせ、左手は親指と薬指の指先を合わせます。続けて、それぞれの親指を隣の指先と順番に合わせていきます。
(3)右手は親指と小指まで、左手は親指と人さし指まで行ったら、(1)に戻って同じ動きを繰り返します。
STEP2
スタートの指合わせを変えます。右手は親指と小指の指先を合わせ、左手は親指と人さし指の指先を合わせます。そして、右手は親指と薬指、左手は親指と中指と順番に合わせていき、元のスタート時の組み合わせに戻ります。STEP1~2を数回繰り返します。