指先体操で脳を活性化
健康生活研究所所長●堤 喜久雄
今回は、指先の小さな動きの体操をご紹介します。指先を使った体操を繰り返し行うことで、脳の血流はどんどん良くなります。脳の若さを保ち、老化を防ぐためにも頭を使いながら指先を動かしてみましょう。
手指と足指の動きを合わせることで脳の老化防止効果が抜群! 単純な動きを繰り返すだけではなく、合わせる指先を変える、リズムに緩急をつけるなど、覚えた動きに変化をつけたり、動かす回数を変えたりすると脳の神経細胞の働きをさらに活性化させることができますよ。
指先の動きに変化をつける
STEP1 基本の動き
(1)いすに座り、足を肩幅程度に開きます。両手の親指と人さし指の腹を合わせます。このとき、足の指は何もしません。
(2)人さし指の第1関節を曲げ、親指で人さし指の爪を押さえます。このとき、足の指はグーの形に曲げます。(1)と(2)を「1、2、1、2……」と声に出しながら交互に20秒間繰り返します。
STEP2 応用編
スムーズにできるようになったら、(1)のときに足の指をパーの形に広げてみましょう。