流れ星
一般財団法人日本気象協会●檜山靖洋
毎年お盆の時期に見頃を迎えるのが「ペルセウス座流星群」です。お盆休み期間中ということで、空気が澄んで星空がよく見える地方や郊外、高原などで過ごす人も多いと思います。また、全国的に晴れることが多い時期で、流れ星を観測するにはいいタイミングです。
ペルセウス座流星群は、1月のしぶんぎ座流星群、12月のふたご座流星群と並び、三大流星群の一つです。今年は8月12日夜に出現のピークを迎えます。13日未明から明け方は、月明かりもなくなり、観測に適した時間帯です。
星がよく見える郊外、高原などは、夏とはいえ夜中は多少冷えます。寝そべって夜空を眺めるには少し寒いので、温かくして観測してください。夜中ですから、大声で騒がない、ごみを残さないなど、最低限のマナーを守って観測しましょう。流れ星に何をお願いしますか?