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2019年2月27日 (水)

お風呂で疲れを癒やす

健康生活研究所所長●堤 喜久雄

 3月とはいえ寒さが続きます。肩や首、背中がこわばるような感じはありませんか。寒さで筋肉が縮む上、衣類を着込むことで動きが制限され、血行不良になることが原因といわれています。体の凝りをほぐしていくことを意識していただきたいと思います。
 手っ取り早い解決法は入浴です。特に寒い時期は温かいお風呂に入って、しっかり体を温めたいもの。入浴中に指先体操を行うことで血液の巡りが良くなり、より効果的に疲れを癒やすことができます。併せて足先もほぐすと良いでしょう。
 気を付けたいのは、お湯の温度。38度から40度程度のぬるめのお湯がお勧めです。また、居間と脱衣所と浴室の温度差をできるだけ小さくしておくことも忘れずに。急激な温度変化は血圧などにも影響を与え、体に負担をかけることになります。
 体操はゆっくりで構いません。全身を十分ほぐしてリラックスできたら、寝付きも良くなりますよ。


ステップ1 お風呂でグー・チョキ・パー!

(1)湯船の中で両手を使ってグー・チョキ・パーを繰り返します。

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(2)同様に足指でもやってみましょう。

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ステップ2

慣れてきたら、手と足でじゃんけんしましょう。