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2020年12月24日 (木)

大きな動きのグーパーで血行促進

健康生活研究所所長●堤 喜久雄

 いよいよ寒さも本番です。この時期は体が縮こまりやすく、血行も滞りがち。肩凝りをはじめ、関節痛や首痛など〇〇痛がこの時期に多く現れるのは、寒さで筋肉が収縮して硬くなることが大きな原因の一つです。
 今回は、腕の曲げ伸ばしなどの大きな動きを取り入れて血行を促進し、肩凝り解消にも役立つ体操をご紹介します。
 2秒間で伸ばし、2秒間で曲げる、をゆっくりしたペースで繰り返し、30秒ほど行います。痛みが出る場合は無理して行わず、できる速さ、できる範囲で行いましょう。
 座ったままで行える簡単な体操なので、デスクワークや勉強の合間に行うと良いでしょう。


動きに合わせてグーパー

(1)両肩の位置で両手を握ります。肘を少々後ろに引いて背筋も伸ばします。

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(2)両腕を前に伸ばし、指先まで元気よく開きます。

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(3)両肩の位置に戻して両手を握ります。

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(4)腕を上へ伸ばして指先を開きます。(1)~(4)の動きを繰り返します。

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ポイント
動かすときには反動はつけず、「イチ、ニ、イチ、ニ」と声に出しながら行うとリフレッシュにもなりお勧めです。

応用
(1)のときに両手を開き、(2)では伸ばした両手を握るというように、グーとパーを逆にやってみましょう。