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2017年11月 1日 (水)

小雪、冬の第2小節へ

気象予報士(株式会社ハレックス)●檜山靖洋

 11月22日は二十四節気の「小雪(しょうせつ)」です。気温が下がってきて雪がちらつき始める頃という意味です。初雪の平年日は、北海道では10月下旬の所が多く、東北北部で11月の前半、東北南部や北陸は11月後半で、まさに小雪のころとなっています。関東から西は12月以降の所が多いですが、2016年には東京で11月24日に積雪を観測するなど、いつもより早い雪が話題になりました。
 雪が降るときの上空の気温は、1500m付近でマイナス6度以下、低気圧が通る場合は、これより高くても雪になることがあります。11月初旬、立冬を過ぎると冬型の気圧配置となり、冬の季節風が吹き冬が始まります。そして、雪がちらつき始める所が増えるのが小雪です。冬のリズムは、小雪を過ぎると、第2小節といったところでしょうか。

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