田んぼの生きものを見つけに。
エプロン5月号で参加募集した“田んぼの生きもの調査”を開催しました!
講師は、この道の権威“宇根豊さん”です。
7月24日(木)
朝10時 神奈川県伊勢原駅に集合した参加者一同は、会場へと向かいました。
お米を育てるだけと思われがちな田んぼが、実は、日本の国土を守るために大切な役割を担っていること。
田んぼに棲む虫たちが、お米や生物の成長のために、欠くことのできない生き物であること。などを学びました。
帽子をかぶり、半ズボンに着替えて、虫取り用の網と虫ケ―スを手に、田んぼへ!
初めての田んぼにワクワク。どきどき。
梅雨明け後の晴天続きで田んぼの水が減ってしまって残念でした・・・・・
虫見板という、虫の図や大きさが記載されているスグレモノに見つけた虫を乗せてさっそく観察です。
「この虫、なんだろう?」
おなじみの“カエル”は、たくさん見つけられました。透明なケースに入ったカエルの足の裏を観察。
よーっく目を凝らさないと見つけることができない、ちいさなちいさな“ちびげんごろう(通称チビゲン)”や“ケシカタビラアメンボ”も見つけられました。
バットにチビゲンを放して、「1、2、3、・・・・」と、数えると、8秒くらいすると、チビゲンが水から頭を出します。続けて「1、2、3、・・・」と数えると、また、8秒くらいでチビゲンが頭を出します。
そうなんです!チビゲンは、呼吸してるんです。
最後は、見つけた虫たちに「またね!」といってお別れをしました。
田んぼの虫たちが、生きていること。このことが、安心な日本の農業の証なのです。
ご参加いただいた皆様ありがとうございました。
JA全農は、これからも、農業に触れていただける機会をつくって行きたいと思っています。
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