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2012年4月の記事

2012.04.25

スパイシー料理で食欲UP

Apron6月号のわが家の味「ピリッとスパイシー料理」の撮影をしました。

鬱陶しい梅雨の時期もピリ辛料理で元気に乗り越えましょう。

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今回は辛さの素が違う料理3品を選びました。

まずは、最近おなじみになってきた調味料「柚子こしょう」を使った「鶏もも肉のスパイシーグリル」です。鶏もも肉の皮と肉の間に柚子こしょうと黒こしょう、パセリのみじん切りを合わせたものを塗って、グリルで焼きます。皮がパリパリこんがりおいしい焼き色がつくまで焼いて出来上がり。とても簡単なのに豪華に見える一品です。鶏もも肉を一人1枚にして盛り付ければ、レストランのメイン料理にもありそう。ジューシーな鶏肉に柚子こしょうの辛さがぴったり。思わずビール!ワイン!と叫びたくなるのは間違いなしです。


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次は豆板醤の辛みを使った「コロコロ揚げ豆腐のピリ辛炒め」です。豆腐をサイコロ状に切って揚げ、豚ひき肉とピーマンとともに炒めます。生姜とねぎの香りを効かせ、味付けはケチャップとしょう油、そして豆板醤です。ケチャップが入るので豆板醤の辛みを抑えれば子どもも楽しめます。豆腐を揚げるのが面倒なら「厚揚げ」を使うのも手。冷蔵庫の残り物野菜をたっぷり加えれば、栄養バランスもよくなります。

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  最後は定番の唐辛子とにんにくを使った「シャキシャキポテトのホットドレッシングがけ」です。じゃがいもをせん切りにして硬めにゆでたもの(シャキシャキ感を残すのがポイント)、たことトマト、かいわれ大根が具材です。オリーブ油を熱して、赤唐辛子、にんにく、すし酢、クミンパウダーでホットドレッシングを作り、器に盛った具材の上からジュッと回しかけて出来上がり。カレー粉やチリパウダーに入っているクミンパウダー(シード)が味を引き締め、風味と辛みをアップしてくれます。クミンパウダーは肉のマリネや煮込み料理などに大活躍してくれるので、調味料に加えておくと重宝しますよ。

いずれの料理も辛さは好みで調節してお楽しみくださいね。

                                詳しい料理レシピはApron6月号をご覧ください。

2012.04.05

新たまねぎ「たま坊」

  旬の食材同士を組み合わせる「出会いもの」は、1年のうちで限られた期間しか味わえない贅沢な味です。代表的なのが「筍とワカメ」の若竹煮、「大根とブリ」のブリ大根、すだちに秋刀魚の組み合わせなどです。

春は新ものがたくさん出そろいます。今回取材したのは「新たまねぎ」。茶色い皮の乾燥した黄たまねぎは一年中食べられますが、水分が多くて柔らかく、独特の辛みが少ない「新たまねぎ」はこの時期ならではのもの。愛知県のJAあいち知多では新たまねぎを「たま坊」というブランド名をつけて4月まで出荷しています。

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知多半島のつけ根部分にあたる東海市は新たまねぎの産地として有名です。取材に訪れた時は、ちょうど「あいち白」という愛知伝統野菜に指定されている品種の収穫を行っていました。明日から天気が崩れるというので、急ピッチで作業が進みます。

たまねぎは1本ずつ手で引き抜いた後、茎を切り取って畑に広げ、丸2日間天日乾燥します。その後、専用の機械で土や外皮などの汚れを落とし、選別・箱詰めしていきます。

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 白いたまねぎがみずみずしくて、見るからに柔らかそうです。生のままサラダにするのがおすすめですが、電子レンジで丸ごとチンすると、トロ~リとした食感と甘みが際立ちます。

まずは、オニオンスライスに鰹節をたっぷりかけていただきます。次は、旬の桜えびとかき揚げに、いやいや春キャベツとキッシュに等々、出会いものを考えるのも贅沢なひとときです。

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期間限定の「たま坊」をお見逃しなく!