爽やかな辛み「葉しょうが」
梅雨に入り、蒸し暑さが堪える頃になると出回るのが「葉しょうが」。種しょうがを植えつけてから90日ほどで食べごろの葉しょうがに育ちます。根っこの部分は淡いクリーム色でピンクがかった茎、そしてグリーンの葉と見た目も実に鮮やか。味噌をつけてかじればサクサクとした食感と、爽やかな香りが口いっぱいに広がり、後からピリリとした辛みが増してきます。
千葉県の北総台地はしょうがの一大産地で、6月から8月にかけて出荷されます。葉しょうがの代名詞「谷中しょうが」として居酒屋のメニューに並ぶ季節もので、心待ちにしているファンも大勢います。
味噌をつけて食べるのがおなじみですが、甘酢に漬けるとピンク色に染まってきれいで食べやすいです。天ぷらにしてもおいしいですよ。
茎や葉に脱臭効果があるので、捨てないで水を入れたコップに挿して玄関などに置くと、香りも楽しめます。夏にぴったりな葉しょうがを食卓にぜひどうぞ。
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