被災農家「いちご団地」で出荷開始
東日本大震災の津波で壊滅的な被害を受けたいちご産地、宮城県亘理町と山元町では、国からの復興交付金などを活用した「いちご団地」が整備され、地域ブランド「仙台いちご」の出荷が始まりました。
これまでの土耕栽培から最新の溶液栽培と、すべてが一からの出発となりましたが、3年ぶりの収穫に笑顔があふれます。
JAみやぎ亘理では、亘理、山元両町にあったいちご生産部会と選果場をひとつにまとめ、効率的な生産・集荷体制を整えました。11月6日に初出荷を迎え、これからクリスマス、年末年始と出荷量が増し、6月中旬頃まで続きます。
真新しい共同選果場、広大な敷地に建ち並ぶいちご団地の大型ハウスの中では、いちごの実がどんどん色づいています。
仙台いちごは「とちおとめ」と「もういっこ」の2つの品種があります。東北一の産地復活への歩みは着実に進んでいます。
詳しい内容はApron3月号の「ふるさと探訪」をご覧ください。