「泉州水なす」の取材に行ってきました!
大阪の泉州地域でなすといえば「水なす」のこと。この地域特有の品種で、ほかの土地で栽培してもなかなかうまくできません。なにわの食文化に根ざした農産物として、「泉州水なす」は、『なにわ特産品(21品目)』のひとつです。
水なすというだけあり、とってもジューシー。皮が薄くてやわらかいので、口あたりがなめらかです。コスレてキズがつかないよう、お日様がよく当たるように、枝葉をこまめに剪定します。
お天気が続けば、丸々として張りのあるつやつやの上質な水なすが育ちますが、3日も曇りの日が続くと、クスミが出てつやがなくなってしまうといいます。ひとつひとつていねいにキズがつかないように注意しながら選別・箱詰めされます。
関西と東京で手に入りますが、大阪では1箱(約4㎏)20個入りが、東京は24個入りが好まれるそうです。果肉がやわらかくて傷みが早いので、主に浅漬け(ぬか漬け)にしたものが全国に出回っています。サラダ感覚で食べられるジューシーな浅漬けをどうぞお試しください。
詳しい内容はApron9月号をご覧ください。