丹波黒大豆の取材に行ってきました!
兵庫県丹波地方で古くから栽培され、西日本の黒豆の主流となっているのが「丹波黒大豆」です。今回取材に訪れたのは兵庫県朝来市のJAたじまあさご黒大豆部会です。
おせち料理の中で、大人も子どもも大好きな「黒豆」。ふっくら肉厚でしっかりとした豆の味が楽しめると人気の「丹波黒大豆」は高級食材です。それもそのはず、6月の種まきから6ヵ月間、丹精込めて栽培され、収穫は一株ずつ手作業です。
お正月食材として間に合わせるため、11月に葉取り作業をしてさやを乾燥させ、12月上旬から中旬にかけて収穫が急ピッチで行われます。さやの中で乾燥した黒大豆とまだ水分の多い黒大豆では写真のような違いがあります。
そこで、収穫のあとさらに乾燥させてから脱穀し、機械で大きさを選り分けます。最後に人の手により1粒ずつ選別作業が行われ出荷となります。
丹波黒大豆で作った「黒豆」は、よく膨らんで色つやがよく、大粒で姿形が美しく、もっちりとした食感で極上のおいしさが味わえます。 ポリフェノールやイソフラボンなどの成分が含まれ、機能性食品としても注目されています。丹波黒大豆の「黒豆」のおせちを食べて、来年もマメに暮らしましょう!