落花生の収穫真っ盛り!
千葉県は落花生の全国生産量の7割以上を占めています。
9月下旬から10月は落花生の収穫がピークを迎えます。
でも、私たちが煎り豆として落花生を食べられるのはまだまだ先の話。
まず、掘り起こされた落花生は根っこを上にして畑で
1週間ほどお日様に当てて自然乾燥させます。
これを「地干し」といいます。
さらに風通しのよい所に1.5メートルほどの高さに野積みして1ヵ月以上季節風で乾燥させます。
これを「ボッチ」と呼び、北総台地の秋の風物詩となっています。
太陽と風にさらされてカラカラに干からびた枝葉の中で、落花生は適度に乾燥して、じっくりおいしくなっていきます。
ところが、今の時期しか楽しめない味があります。それが「ゆで落花生」です。掘りたての生落花生をゆでて食べるので、地元の人だけが楽しめる味です。10月末まで産地に近い人はファーマーズマーケットなどで手に入りますので、お見逃しなく。食べてみたい!という人はJAタウン(http://www.ja-town.com)でどうぞ。煎り落花生とは違う、ほっこり香ばしい豆の味をぜひお楽しみください。
こうして乾燥が仕上がった落花生は枝からはずされて、加工業者の元へ。ここで煎り落花生やバターピ-ナッツなどに加工されます。
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