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2011年8月の記事

2011.08.31

美人ねぎに会いました!

色白できめ細かく、スラリとした八頭身のねぎがあるというので、会いに行ってきました。その名も「那須の白美人(はくびじん)ねぎ」。栃木県の大田原市を中心とした県北地方でブランドねぎとして栽培されています。

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普通の長ねぎより20㎝も長い、80㎝の長身。長ねぎは土寄せをして日光を遮ることにより白い軟白部分を伸ばしていきますが、白美人ねぎのハウス栽培は独特です。土ではなくて独自に開発した発泡スチロールの遮光板を入れて、白い部分を長く育てます。

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まさに箱入り娘で、ねぎ特有の辛味や臭味が少ないため、ねぎが苦手な人でも食べられるといいます。しかも、甘くてジューシー。糖度は平均10.7度もあり、甘いものは13度を超えるといいます。

 そのまま生でも食べられる白美人ですが、ちょっとだけ熱を加えるとおいしさ倍増。マヨネーズとみそを合わせたソースで味わうのがおすすめだそうです。ぜひ、お試しください。

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2011.08.16

10月号の料理撮影をしました!

 10月号のわが家の味は「野菜をたっぷりとるおかず」です。秋は根菜がたくさん出回るので、根菜を使った料理の応募が数多くありました。

Rimg0040 その中でも根菜を大量に使っていたのが「秋野菜の南蛮漬け」です。にんじん、ごぼう、れんこん、里いも、長ねぎなどたっぷり。漬け汁にめんつゆを使っているのが「わが家の味」ならでは。酢や唐辛子を効かせれば、日持ちするので副菜としても大活躍してくれますね。

次は「野菜とRimg0049塩こんぶの卵とじ」です。大人も子どもも大好きな卵とじ。だし汁と塩こんぶのうま味を野菜が吸い込み、最後に卵でおいしさを封じ込めた一品です。ブロッコリーとにんじん、しめじを使いましたが、ごぼうやチンゲン菜などでもOKとのこと。アレンジ自在な野菜たっぷりメニューです。

最後はスープ。鶏ひき肉団子と野菜の「具だくさん和風おかずスープ」です。具はにんじん、セロリ、たまねぎ、乾しいたけ。鶏ひき肉団子を作るRimg0042のが面倒ならベーコンやウインナーでも美味しくできます、とのこと。加える野菜は冷蔵庫の残り物で十分。寒くなったら片栗粉でとろみをつけてもおいしいそうです。カラダが温まりそうですね。

詳しいレシピは10月号の「わが家の味」をご覧ください。

2011.08.11

シャキシャキッとみず菜

緑色のさわやかな葉とスラリと伸びた白い葉柄、シャキシャキッとした食感でクセのない味で大人気のみず菜。サラダはもちろん、おひたしや鍋物などで手軽に食べられますね。

今回取材で訪れたのは茨城県行方市。行く方と書いて「なめがた」、なかなか読めませんよね。

茨城県は「れんこん」の生産量が日本一です。

土浦駅から車で移動するとき、霞ヶ浦周辺にはれんこん畑が一面に広がっていました。ちょうどハスの花がきれいに咲いていました。この大きなハスの花が開く時「ポン!」と音がするといわれていますが、聞いたことありますか?

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茨城はれんこんだけではなく「みず菜」の生産量も日本一。京野菜のみず菜が関東での需要が一気に増え、茨城県が生産の中心となりました。ハウス栽培で一年中出荷が続きます。たねまきから5日で双葉がでて、3540日で出荷を迎えます。

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JAなめがたのみず菜の特徴は「若採りで柔らかく、食べやすい」こと。スジやエグ味がないので、お年寄りから小さな子どもまで食べやすいと評判です。

産地でおすすめの食べ方は、野菜不足を少しでも解消するために「カップラーメンに加えてどうぞ」とのこと。お湯をかけるだけで、みず菜入り野菜たっぷりラーメンに変身です。ぜひ、お試しください。

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